SDGsの取り組み

 

玄米食堂は持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。

1.お肉お魚の一部を玄米に

  • 玄米を食べてお肉お魚の消費を少量に。

玄米にはお肉やお魚と同じビタミンB群がたくさん含まれています。
また、牛は人間の約10倍の野菜を消費する上に、牛のゲップに含まれる「メタン」は二酸化炭素の約25倍の温室効果を持っており、世界で排出される温室効果ガスの4%を占めているのです。
加えて世界的にはお魚の獲りすぎも問題となっていて、これは海の生態系を壊す大きな問題なのです。
お肉とお魚の代わりに玄米を食べ、お肉の消費量を減らすことで食料問題・環境問題の解決にもつながります。

 

2.食材を活かしきる

  • お弁当、おかず、ご飯の廃棄はほぼゼロ。
  • 野菜のくずもぬか床に入れてお出汁に。
  • ぬか床の糠は、お米屋さんで廃棄されてしまうものを。
  • 玉ねぎの皮はお茶やお味噌汁の出汁に、人参・大根などの皮はお味噌汁の具やきんぴらに、出汁で使用した昆布も刻んでお味噌汁の具や佃煮に。

「米粒一粒でも残すと目(こころの目)がつぶれる」と祖父母に教えられたので、食べ物を捨てることはほぼありません。
食材を余すことなく使用し、お米も玄米で食べると米ぬかもゴミにならずに済みます。

3.廃棄油ゼロ

  • フライヤーを使用せず油の廃棄はゼロ。
  • 揚げ物は少量の油で焼いてからオーブンに入れ余分な脂もカット。

使う油を少なくすることで油を繰り返し使うことがなくなり、酸化した油をカラダに取り込むことがなくなります。
そうすることでカラダも酸化させません。

4.お茶には野草を

  • 普段からまわりにある雑草と同じ種類の野草を使った野草茶を提供。
    (よもぎ、すぎな、どくだみ、くまざさ、桑の葉、びわの葉)

身の回りの草が食べられるものであること、また美味しいものであることを知ることができます。

5.水を買わなくても

  • 自然由来の浄水器(サングレーフ(天然石)、コズミック(セラミック・陶器))を使用。

天日干しで何年も使用できるので経済的であり、カートリッジ交換も必要なくもちろんペットボトルもでません。

6.使用する食材や調味料にもこだわりを。使い方には工夫を。

  • お野菜はまるごとのものを使用。大地で育った野菜を頂く。
  • 砂糖は「さとうきび糖」または「テンサイ糖」を、塩もミネラルの入った天然塩のみを使用。
  • 野菜出汁を使用して、お味噌汁の味噌を削減=減塩に。
  • 醤油などの調味料も水を足して煮詰めて作ることで、使用量が減り減塩に。
  • 玉ねぎや赤紫蘇・梅干し・大根など、干すとお天道様のパワーで栄養アップ。

添加物が入っているものや精製・加工されたものではなく、自然のものをカラダのなかに入れるようにして人間も人間のカラダのなかも自然の一部として循環させます。
さらに同じ食材や調味料でも工夫して使えば、栄養価もあがり減塩だってできます。

7.昔ながらの梅干しなどの保存食。冷蔵庫いらず。

  • 梅干し、手作り味噌、甘酢らっきょ、かりんのシロップ漬け、梅のシロップ漬けは常温で何年も保存が可能。非常食にもなる。
  • 玄米は白米と違い外皮があるので、酸化せず美味しいまま保つことが可能。

常温保存が可能で、保存期間が長いと非常食にもなります。
特に正しい方法で漬けられた梅干は半永久的に食べることができ、古ければ古いほど効能が強く病気に役立ちます。

 

8.関連するSDGs

「食の問題」から子どもたちを守りたい。
そんな想いから玄米食堂は誕生し、「子ども食堂」をはじめました。